形を持たない純度の高い愛。
手を伸ばしても
触れられないもの。
それは、確かに存在しているのに
それはまるで、存在していないようで。
神さまに近い人たちは
それでも良いと微笑むことができる。
神さまと距離がある人たちは
それが苦しくて悲しいと嘆く。
どれだけ愛しても
その愛に気づいてもらえなくて
"それでも"、と
心の痛みを覚えながらも、愛し続ける。
意識せずに自然と
そんな愛し方ができるのは
誰かがあなたのために
あなたに気づかれないところで
心を痛めて愛してくれた証拠、ではないだろうか。
だって、私たち人間は
されたことしか、できないのではないかと
そう、思うから。
内面からこんこんと湧き起る
透明に近い愛が
神さまにたどり着けば
愛は形を得て
愛は色で飾られて
煌めく喜びが"私のすべて"を駆け巡り
あらゆる痛みを消し去るでしょう。