井戸の底に落ちた心

恋愛恐怖症の女性が雨に濡れている

 

あの人のことは

ほとんど何も知らない。

 

それなのに、

視界に映るその姿が

心に熱を零すだなんて

 

考えてもよくは分からないことで。

実に不思議で。

 


人を愛してしまうことに

理由を探してしまう。

 

分かりっこないのに

理由を探してしまう。

 

 

心の深い所から

誰かを想い始めることは

とても、 恐い。

 

 

「永遠に愛してしまったらどうしよう」

 

 

そんな恐怖が心を凍らせる。

 

 

それはまるで、

寒くて暗い井戸に突き落とされて、

もう二度と、そこから抜け出せないような...

 

そんな感覚が心を震えさせる。

 

 

どれだけ抵抗しても

決して逃げ出せない。

 

"何か" が私の心を強く掴み

私を井戸の底に放りこんだ。

 

 

井戸の底の世界は

恐ろしいところだと思っていたけれど、

 

今のところはただ

ひんやりしているだけ。

 

 

私はここで再び、

愛を学ぶんだろう。

 


"誰かを愛するとは、

一体どういうことなのか?"

 

 

と、いうことを。

 

 

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恋愛恐怖症っぽいところがあり、

それだけでも恋愛大変なのに、

 

複雑な人に恋をしてしまって

大変だったときに綴った文章です。

 

愛することは素晴らしいことのはずなのに、

恐いと思ってしまうことは、悲しいですね。

 

今は恐らく随分克服しましたが?

思い出すとまだちょっと、心がチクチクするような気も...

 

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