呼吸が止まるまで共に時を過ごす人は
きっと運命の人だろうけど
繋いだ手を離した人も
運命の人なんだろうと思う
「いつかは離れてしまうのに
出会うべくして出会っただなんて
そんなの悲し過ぎる」
なんて思っていた、あの頃
人生というのはどうしようもないことが多い
自分では動かせないことの方が多い
心から心から愛した人と別れてしまったとき
喉から手が出るほど欲する「忘却」
心から心から愛した人と別れてしまって
もう二度と会えなくて
それでも深くて強い想いが
途切れることなく続くとするなら
それは、人間には耐えられない苦痛なのだろう
それは、あまりにも透き通った想いなのだろう
「永遠の愛」