透明な想い

Free Woman Sitting on Gray Rock Near Body of Water Stock Photo

 

 

呼吸が止まるまで共に時を過ごす人は

きっと運命の人だろうけど

 

繋いだ手を離した人も

運命の人なんだろうと思う

 

「いつかは離れてしまうのに
 出会うべくして出会っただなんて
 そんなの悲し過ぎる」

 

なんて思っていた、あの頃

 

人生というのはどうしようもないことが多い

自分では動かせないことの方が多い

 

 

心から心から愛した人と別れてしまったとき

喉から手が出るほど欲する「忘却」

 

心から心から愛した人と別れてしまって

もう二度と会えなくて

 

それでも深くて強い想いが

途切れることなく続くとするなら

 

それは、人間には耐えられない苦痛なのだろう

それは、あまりにも透き通った想いなのだろう

 

 

「永遠の愛」